加湿器の間違い?
皆様、遅くなりましたが新年おめでとうございます。本年も引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、新年1発目のブログとなりますがここ最近非常に「乾燥」しているとニュースでも取り上げられていますね。乾燥の度合いが強く、暖房等も使用すると尚更部屋は乾燥します。
そこでやはり「加湿器」が必要となります。この加湿器ですが、割と間違った使い方をし壊してしまう方が多い様なので今回はある特定の使い方の注意点をお伝えしようと思います。
ここ数年は、アロマブームでホームセンターなどでも加湿器コーナー付近にアロマオイルやアロマディフューザーが販売されていますよね?
実はここに落とし穴があります!
例えば、激安で有名な某チェーン店などではアロマオイルなどアロマのコーナーに魔法瓶の様な形をして中に水が入っている加湿器の様な物がよく売られているのを見ます。
この中にも注意があり、ただの加湿器、ただのアロマディフューザー、アロマ対応の加湿器、が存在します。
アロマディフューザーだけが必要な方はアロマディフューザーを購入すれば問題はありませんが、もくもくと水蒸気が出ているタイプをよく見かけ、加湿ついでにアロマで香りも出せたら良いなと思い加湿器の様なタイプを購入する方は多いと思います。
この加湿器ですが、実際アロマオイル対応加湿器と非対応の加湿器が存在します。
どの加湿器にもアロマオイルを入れて良いという訳ではなく、これが相当数故障の原因になる事があります。
では何故アロマオイル対応ではない加湿器にアロマオイルを入れると故障するのか?ですが、そもそもアロマオイル(精油)と呼ばれる遮光瓶などに入った香り成分はほぼ「油」です。
パッケージの裏などに記載があると思うので見て頂きたいですがほとんど精油、と記載があると思います。勿論油というだけあり脂溶性という特徴があります。
また、中には直接入れるタイプもありますが殆どのアロマ対応加湿器は直接水の中にポチャポチャとアロマオイルを入れるのではなく、アロマを入れる場所が別に存在し(トレーなどがある)そこへアロマオイルを入れる仕組みになっています。
アロマオイルは油なのでそのままタンクへ投入するとファンやフィルターがあっという間に汚れ油が付着してべたつき汚れをおこします。
さらに良いアロマオイルほど天然成分である事が多いので、この天然の有機物は水道水などに含まれる雑菌などの栄養になります。こうなると、タンク内や蒸気の吐き出し口に付着した油は雑菌やカビを繁殖させることになりますよね。
間違った使い方をする事で、健康どころか機械の故障を招き、挙句雑菌などを巻き散らかしている事になります。
またアロマ対応加湿器で直接タンクへ投入OKな物でも、製油ではなく水溶性アロマオイルを選べば問題はありません。上記のリスクは少なくなります。ただ、水溶性アロマオイルはやはり人工的なので例えばユーカリなどが持つ殺菌成分などは期待できません。ただ香りの蒸気を楽しみたいという方にはお勧めだと思います。
いかがでしたでしょうか?間違った使い方をすると健康被害にもなり得ます。購入する際はよく考えて特性を調べてから気に入った物を購入する方がベストだと思います。
冬は乾燥が大敵です。皆様もしっかり加湿を行い健康的にこの厳寒期を乗り越える様にして下さいね。