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エアコンの水漏れ・・

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皆様いかがお過ごしでしょうか。少しは最高気温も下がり少しずつですが秋を体感できる様な温度感になってきたのではないでしょうか。
但し、この時期は体調を崩しやすい時期ともいわれているのでご自愛ください。

さて、前回に続きエアコンのお話をさせて頂こうと思います。今回は実体験に基づくお話でタイミングも新鮮そのものです。
昨年に、S社の10畳以上の大きさのエアコンを購入しました。AI搭載モデルで、自動運転や自動お掃除機能が付いているモデルです。
S社の商品だという事もあり安心して使用していたのですが、先日エアコンから水漏れが発生しました。

エアコンから水が漏れる原因の最も多いのは、ドレンホースの詰まりです。エアコン内部で発生した水分はドレンパンという受け皿に溜まり、それが外へ排出されます。
エアコンの室外機の近くにホースから水が出ている所がありませんか?そのホースがドレンホースと呼ばれる物ですね。
このドレンホースは室外にある為、ゴミ、ホコリ、虫などが中に入ってしまい詰まってしまう。結果として水が流れるのを防いでしまうので水が外へ排出されずに中で溢れて漏れてきてしまう事になります。
真っ先にこの不具合を疑ったので、ドレンホースの中のゴミを吸引する大きな吸引機がありそれを使用してゴミを吸い出してみましたが、設置1年という事もあり大して何も詰まっていませんでした。

こうなるともう一つの原因はフィルター類の汚れやほこりです。しかし、これも実は昨年末と今年の7月に掃除をした為殆ど汚れていませんでした。
こうなると原因は他の場所だと想定できます。
結果としては、エアコンの主要部分である「熱交換器」という部分の故障でした。もともとこの熱交換器はある程度結露します。しかし結露してもそれらの水分は本来ドレンパンへ溜まり外へ排出されますが、この熱交換器の故障で尋常ではないレベルで結露が起こり結露量が想定以上になった為ドレンパンへ溜まらずにぽたぽたと漏れて出てきてしまったという事です。
これにはほぼほぼ原因は無く、単純に機械の故障だという事でした。
その際に、実は掃除出来ないエリアファンが汚れている事にも気づきました。修理の方とお話をさせて頂いたのですがファンの掃除は本来は自身で出来ない物であるという事、しかし2年に1度位は業者を呼んででもファンの掃除をした方が良いという事。
正直これには、??でした。説明書にも触るなと記載されており、分解しないと外せないファン。しかしこのファンが回る為冷えた風がエアコンから出てくる。風を送り出す装置が汚ければ出てくる風も汚い。でも掃除出来ない。
といった感じが正直なところです。

メーカーのS社に問い合わせても同じ回答でした。
個人的に思います。これ、最初に説明すべきじゃないかなと。ファンが汚れてカビが生えて健康被害が出たり、またファンの汚れが原因での故障もあると修理の方は仰ってました。
エアコンを長く上手に使うには、2年に1度は業者を呼びファンの清掃をお願いする事は必須というレベルとの事です。これは知らない方多いのではないでしょうか?
結局の所、自動お掃除機能が付いていてもファンを綺麗にするものではない事が殆どであり、また自動お掃除があっても自身でフィルターやその他は掃除しないといけない物が殆どです。
そうすると、高付加価値だとしても自動お掃除機能を付けるよりファンを掃除出来る構造にして掃除しなければならない事を説明するべきだと考えてしまいますよね。

何気なく使っているエアコンですが、年々エアコンなしでは生活が難しくなっています。使用頻度を考えてもファンの掃除は必要だと思うのでこれからのエアコンメーカーさん達はどこに価値を付けるかを検討して頂きたいですね。
いぜれにしても、フィルターやその他掃除出来る部分は定期的に掃除しないと長持ちはしませんし、健康にも良くはないと思います。
今一度、エアコンの使い方や状態を確認し壊れない様永く使っていきたいですね。

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