湿気は大敵?
皆様、いかがお過ごしでしょうか。梅雨だなー、と思えばもう梅雨明け。
季節感の巡りが異例な早さで動いていますね。
梅雨が明けても、日本てなかなかカラッと晴れないですよね?
この時期、完全な夏になるまでは洗濯物が乾きづらいですね。そうすると、なんだか洗濯物が臭う・・・
皆さんはこの原因をご存知でしょうか?今回はこの原因を知って頂いて湿気大国の日本で快適に過ごす為には何が必要なのかをお話したいと思います。
そもそも、梅雨時期は「湿度が高い」「日照時間が短い」この二つが大きな原因となり洗濯物が乾きづらい状態になります。
空気が取り込める水分量は実は限界があります。この限界値を超えるのが梅雨時期であり、洗濯物などの生地に残った水分は大気中に出にくくなり乾く時間が長くなります。
また、梅雨時期はくもりや雨が多いので日光による水分の蒸発が望めません。その為湿った空気になり乾きにくくなります。
さて、こうなると洗濯物が何やら臭いますよね?
この臭いの正体は「雑菌」です。
え?洗っているのに雑菌?と思いますよね。でも雑菌は、湿度と気温が高くなると数を増やします。その為蒸し暑い時期に洗濯物を干していると増殖した菌の不快な臭いがつきやすくなります。
この対策には、洗濯が終わったらすぐに干す、乾燥時間を短くする、漂白剤や柔軟剤を使う、がベストです。
屋外で干すのがベストですが、雨の時は干せないですよね。この様な時は浴室で換気扇を入れて干す、乾燥機付きの洗濯機なら乾燥までする、事が望ましいです。
今は、乾燥機付きの洗濯機も非常にたくさん販売されていますね。少し前までは高付加価値と呼ばれる物でしたが今は乾燥付き、は通常になりつつあります。ドラム式でなくても縦型でも乾燥能力のある洗濯機もあります。
漂白剤や柔軟剤にも、不快な臭いを防ぐ役割があります。抗菌・消臭タイプの柔軟剤が今では様々な種類が売られていますね。いい香りだけではなく、菌の増殖を抑える物もあるので効果が期待できますね。
とにかく日本は湿気が多いです。
やはり快適に過ごすには適度な湿度を保つ事が重要です。エアコンも冷房と除湿を上手く使い分けて室内が湿気すぎない様にすると人間にとっても洗濯ものにとっても快適になると思います。
もうそろそろ熱中症に気を付けないといけない時期になりましたね。
皆様におかれましても、しっかり熱中症対策とコロナ対策を行って夏本番を迎えて頂きたいですね。